プラネット福祉用具アワード2025
福祉用具プランナー研究ネットワーク(通称プラネット)は、第9回となる「プラネット福祉用具アワード2025」を実施、18のノミネート製品で投票を行い、7つの受賞製品を発表しました。
今年はプラネット創設10周年となる今年は会員のほかに福祉用具プランナー資格者にも投票を呼びかけ、記念イヤーにふさわしく5年ぶりに三ツ星受賞製品が登場しました。見事三ツ星に選ばれなのは日本セイフティー社の製品で介護ロボットにも該当する自動ラップ式ポータブルトイレ「ラップポンオーブ」、同じく介護ロボットで介護施設向けに普及の進むパラマウントベッド社の「眠りスキャン」も一つ星を獲得し、福祉用具新時代を感じさせる結果となりました。
また、バックサポートに回旋(ひねる)機構を搭載したコボリン社の姿勢変換機能つき車いす「ハイネル」も革新性で高く評価され一つ星を受賞、車いすの受賞は、調整の幅の広さと簡易さなどの評価で松永製作所社の「グレイスコアシリーズ」、多機能でありながら小型軽量な点の評価でミキ社の「6輪ティルト&リクライニング車いすSKR-8」が選ばれました。
さらに、DIPPERホクメイ社の「ベスポジBPZシリーズ」は豊富なオプションと設置のしやすさで、幸和製作所社の「ジスタ」は新たな駐車ブレーキ機構で安全性を高めた点で評価を集め、それぞれ一つ星を受賞しました。